Taichi Nishishita
Architect & Associates
Blog

韓国版木造住宅の教科書

2019.04.01

愛媛県が発行元となる、韓国向けの「柱と梁でつくる木造住宅の教科書」という本に稲荷の家を取り上げていただきました。この本一冊で工法・構造・仕上など、軸組み工法の一連の流れが分かるようになっています。図解や現場写真も多く、とても分かりやすい本に仕上がっています。

2019.03.11

週末に私の大好きな素描家・しゅんしゅんさんの個展に岡山までいってきました。

しゅんしゅんさんの繊細な線はとても美しく、心が静かになります。「線のWorkshop」ということで、只々静かに線を引きながら、その最中に揺れる心の動きを見つめるという企画にも参加してきました。

宮城県塩竈市

2019.03.03

宮城県塩竈市の方から設計のご相談を受けています。あまりに自分の想像の外側にある出来事で最初は正直、戸惑いましたが、お話を伺うにつれ、非常に前向きに依頼を検討してくださっている様子が伝わり、私も心が固まりました。この人のために一生懸命取り組もうと。

愛媛と宮城。思いもよらないご縁が生まれそうです。こんなに遠く離れた地のまだまだ駆け出しの若い私に想いを寄せてくださり、心が燃えない訳がありません。

伊丹十三記念館|収蔵庫特別公開

2019.03.02

私の大好きな建築の一つに伊丹十三記念館というのがあります。何か設計に悩むことがある時は、ふらりと立ち寄り、中庭やカフェでぼんやりと考え事をします。頻繁に行くため、年間パスポートを持っているのですが、会員限定で普段非公開の収蔵庫の公開がされたので、行ってきました。

目的と手段

2019.02.14

昨日の投稿の続きです。

例えば、ご要望のなかには「屋上緑化」がありました。しかし、私はあえて屋上緑化を計画には取り入れませんでした。要望を鵜呑みにして捉えるなら、これは条件違反です。

しかし、屋上緑化は「目的」ではなく「手段」です。ヒアリングしながら、おそらく目的は「外部との繋がり感」や「ヒューマンなスケール感」なんだろうなと感じていました。その目的をかなえる手段は必ずしも屋上緑化であるとは限りません。

私からの提案は地面に根差した北側の静かな庭です。結果はこれを驚きながら喜んで受け入れて下さいました。

このように一つ一つの要望に対して、お客さんの言葉を鵜呑みにすることなく、本質をとらえ直すことこそ建築家の職能だと思っています。お客さんの要望を仮に100%そのまま具現化したとしても、決してそれはお客さんの100%の満足にはならないのです。

私が初めてのお客さんと面談する際、必ず要望書を書いて来てもらうようにお願いしています。その際、よく「目的と手段」ということをお話させていただきます。

要望というと「子供部屋は何畳で、シューズクロークとパントリーがあって、、、」と具体的なことを書いてしまいがちですが、それはあくまで手段です。目的に焦点を当てて物事を考えていけば、もっと良い別案が生まれる可能性が広がりますよね。

こんな風に建築家との対話を通じて、新たな価値観を築いていく。出来上がる家はもちろんのこと、こういう体験そのものも家づくりの目的の一つに成り得るような気がしています。

建築の魅力

2019.02.13

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○○建設様の事務所新築計画にあたり、ご提案の機会を頂きましたこと、そしてご提案までに長らくお時間を頂きましたこと、ありがとうございます。

ご提案にあたり、自分が最も大切にしたことが二つあります。それは「建築としての魅力をつくる」ことと「私に求められていることに応える」ことです。

事務所兼作業場ということで解決しないといけない課題や要望など様々あると思います。自社で作成されたプランもありましたので、それらを要望や設計条件として整理するだけで、もしかしたら計画として成り立つかもしれません。しかし、ある種、優等生的に課題を解いたとしても、それでは足りません。

「解く」というスタンスより「建築の魅力」を作り、その力強い魅力で計画を引っ張っていく方が素敵です。そして、○○さんが自社でも設計できるものをあえて外部の私に求められた理由を自問する中で、(住宅を主として設計する)自分らしさをきちんと出していくことこそ求められていることだと考えました。

具体的にはいわゆるビルっぽく、箱っぽい建築ではなく、「ヒューマンな建築」であることを目指しています。それは外観的にも、内観的にも、体感的にもです。

いくらか条件違反を抱えているかもしれませんが、「建築の魅力」で乗り越えられたら幸いです。また、ここで提案したことが全てでなく、ここから対話を重ねながら、計画案が更なる成長を遂げられるよう願っています。

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ホームパーティー|西石井の家

2019.01.30

昨夜、西石井の家の建主さんにホームパーティーに呼んでいただきました。総勢8名でしたが、程よくリビングに納まり心地よい時間でした。初めましての方も数名いらっしゃり、緊張してしまいましたが、皆さん最年少の私に優しく声をかけて下さり、楽しく過ごせました。

WORKS更新|塩屋の家

2019.01.23

「塩屋の家」の竣工写真をアップしました。大らかな土間が広がる、ほぼ平屋の農家住宅です。是非ご高覧ください。

静かな世界

2019.01.18

模型を作っては壊し、スケッチを描いては破り捨て、図面を引いては全て消し、空想に耽っては現実に戻される。幾度も幾度もそれを繰り返し、いつの間にか「成った」図面が出来上がる。これまでの苦労がまるで無駄だったかのように、軽やかに。

家族の風景

2019.01.14

香川に引き続き、昨日も新しく設計のご依頼を頂いているお客さんの土地を見に行かせて頂きました。「稲荷の家」「塩屋の家」を見学に来ていただく中で気持ちを固めて下さったようです。嬉しい限り。ご夫婦・お母さま共、とても品の良いお方で見習いたいです。

これまでたまたま郊外の開けた土地が多かったですが、今回は周囲を建物に囲まれた街中での計画です。どんな敷地であっても、必ず内なる心が開かれていくような空間を作りたいと思っています。内向的でありながら、窮屈でなく、静けさをたたえたような、、、光を内側に包み込むような。漠然とそんなイメージが浮かんでいます。

今日、お客さんとあれこれとお話ししながらふと思ったのは、現在設計中のお客さんも含め、これまでのどの方も、「なんだか、いい夫婦だな」ということ。夫婦間のコミュニケーションが円滑で、いい距離感というか、空気感というか。。。

西下家も良い家族にしていきたいなと改めて思った一日でした。

香川進出

2019.01.13

香川県で設計依頼を頂いている現場へ昨日ようやく行ってきました。ながらくお待たせしてしまっていたにも関わらず、とても快く迎えて頂き感謝。土地と施工をして下さる工務店さんの初訪問でした。一度現地に立ってしまうともう思考が止まりません。どんな家になるか、楽しみですね。

スタッフ募集

2019.01.07

*一旦応募を締め切りますが、長期的にでも検討されている方は是非ご一報ください。再度応募かける際、優先して声がけさせていただきます。

西下太一建築設計室はスタッフを募集しています。

クラウド上に仕事内容をアップして、各々が任意のタイミングで仕事できるような仕組みにしています。もちろん、ある程度仕事を覚えていただくまでは研修に来ていただきますが、個々の状況に合わせた「圧倒的な働きやすさ」を構築することが目標です。

現在は、お子さんが生まれたばかりでちょっとした隙間時間に仕事をしたいという女性や60歳を迎え本格的な仕事は離れつつも建築に対して経験と熱意があり、社会との接点を求めている女性がお手伝いをしてくれています。

これからの時代の新しい働き方、設計事務所の在り方を常に考え続けていきます。

履歴書は適宜インターネットよりダウンロードいただき、PC入力の上、応募時にメールにて添付ください。合わせて直近2週間で面談可能な候補日時を列記頂ければと思います。ご応募、お問合せお待ちしております。力を合わせて、やりがいに満ちた仕事をしていきましょう。



<勤務時間>
・フレックスタイム(月間30時間以上)
*在宅勤務可(お仕事をある程度覚えるまでは事務所でお願いします)

<仕事内容>
・図面の入力、模型製作、他

<応募条件>
・私のこれまでの仕事や建築の考え方に共感がある
・JW-CADが扱える
・月間30時間以上働ける
・長期的に継続して働く意思がある
・ノートパソコンを持っている
・自宅にWi-Fi環境がある
*入社一か月目は仕事を集中して覚えるため、50時間以上をお願いします