Taichi Nishishita
Architect & Associates
Blog

大切な心意気

2018.12.01

渡辺武信さんの文章の引用です。

-

ぼくは、たとえインスタント・ラーメンであっても、龍の模様なんかがついた中華丼で食べたいし、一本五百円の安ワインでも、コップではなくて、ワイングラスで飲みたいと思う。そういう風にして、食べたり、飲んだりした方がおいしい、というのは一つの大切な真実ではないだろうか。合理的な考え方からすれば、容器によって味が変わるはずもないのだから、おいしい、と思うぼくは幻影を食べたり飲んだりしているのかも知れない。しかし、そうした幻影を一つ一つ否定していったら、ぼくたちの生活に何が残るだろう。

-

建築においても、何も豪華である必要なんて無くて、「本物って何だろう?」とか「楽しさ・豊かさに向き合おう」という心意気が大切なのだと思う。

建主さんと小魚釣り

2018.11.20

先日、長女と松前のひょこたん池公園付近を夕暮れ時散歩していたら、水路にものすごい数の小魚がいるのを発見。現場進行中の建主さんに早速メールし、家族みんなで釣りしませんか?とお誘いしたところ、快諾頂き、ようやく昨日決行してきました。

当日は近くのパンメゾンでパンを買い、家族共々お外でランチ。そして、私が釣具屋で買ってきた針と糸をそこらの木の枝につけて、挑戦。7匹釣れましたが、これは面白い。。。

私自身に5歳と2歳の娘がおり、建主さんのお子さんと年齢層が近い場合が多く、家づくり以外のことでも結構話が弾んだりします。

素敵な休日でした。

BBQ@市坪の家

2018.11.17

市坪の家の建主さんにご招待いただき、BBQ!久しぶりにお邪魔しましたが、本当に素敵に住みこなしていらっしゃって、嬉しい限りです。家づくりを終えた後もこうやって毎年家族ぐるみで関係が続けられるのは本当に幸せなことです。息子さんも打合せをしてた頃からすると本当に大きく立派になっていて驚きです。

今、多くの皆さまからお問合せやご依頼を頂けているのも、愛媛での実績の全く無かった頃の私に、市坪の家の建主さんが勇気をもって賭けて下さったからこそ。改めて感謝の気持ちを想いおこしました。

建築家展・高知

2018.11.12

週末は高知県立美術館での「建築家展」へ二日間出展させていただきました。初めての試みで緊張しましたが、多くの方にお越しいただき、これまでの仕事を見ていただきました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。見学会はだいぶ慣れたので結構お話しできるのですが、環境が変わるとどうにも緊張してしまいます。

家族も連れて行っていたので、夜は結婚記念日も兼ねて、高知市内で打上げ。松山でいつもお世話になっている先輩の弟さんのお店ということでご紹介いただいた「利他食堂」さん。愛南町のとは違ったふわりと仕上がったカツオに土佐ジローの刺身は特に逸品です。

竹林寺へも早朝に行ってきました。これで三度目ですが、何度行っても感動します。何も拒まない、誇張もしない、それでいて優美。ゆっくり一時間ほどぼんやりと佇んできました。

三重・京都へ

2018.11.07

先日の見学会終了後、お客さんと打ち合わせをし、そのままの足で深夜発のフェリーに飛び乗り、関西方面に行ってきました。

数年来ずっと行ってみたいと切望していた、三重の山奥の日本料理屋さんとメリーゴーランド京都で行われている素描家shunshunさんの個展がメインの目的。どちらも大変すばらしく、感激しました。

写真は三重の日本料理・朔さんのもの。

安居渓谷

2018.10.16

先週末家族で高知県の安居渓谷に行ってきました。趣味を聞かれる時は「銭湯にいくこと」と「渓谷にいくこと」と答えていますが、渓谷にいくと本当に心が洗われます。松山から車で3時間圏内には本当にたくさんの渓谷があることを知り、今年もかなりの回数渓谷に出かけました。面河・滑床・滑川・小田深山・中津川・安居・時屋・・・etc。どこも素晴らしいですが、安居渓谷は自分の中ではかなり良かった

盲目の人々|見学会の御礼に代えて

2018.10.08

現代美術作家ソフィ・カルの作品に「盲目の人々」というものがあります。

これは生まれつき視覚の無い方々に「あなたにとって美とは何ですか?」と問うものです。とても残酷な質問にも思えるのですが、目の見えない方はこの質問にとても深い回答をされるそうです。

・・・・・・・

Q.あなたにとって「美」とは何ですか?

A.私にとっての「美」とは海です。或いは緑です。或いは魚です。或いは毛皮です。星空です。或いは羊。或いは白という色です。

・・・・・・・

私たちはどうしても視覚に頼って、「美」を頭だけで理解しようとしがちですが、実際には第六感までの全てが「美」を感じる情報源となっています。

建築設計は未だ存在しないものを「図面」という視覚に頼った情報に変換する作業です。しかしながら、その図面には音・におい・肌触り・揺らぎ・奥行き・記憶など全てに想いを馳せ、それらを落とし込まなければなりません。

西石井の家の設計を通して、そんなことを考えました。そして、その漠然とした想いが建築に表現され、来場いただいた皆様に少しでも感じていただけたなら幸いです。

ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。そして何より見学会にご協力いただいた建主さま、本当にありがとうございました。

西石井の家|左官工事

2018.09.13

今日は左官さんが10人以上入って一斉に仕上工事。外壁はそとん壁の掻き落とし仕上げ。ふわりと優しく、温かみのある仕上がりに思わずうっとりします。掻き落としの作業はずっと眺めていたくなるような魅力があります。

建主さまにも現場に来ていただき、仕上がり具合をお見せしたり、左官のあれこれについてお話をしました。現場で一緒にお話しできる機会をたくさん設けて頂き、嬉しい限りです。

内部の左官工事も同時進行中。塗り具合を左官さん、私、建主さまで一緒に検討しました。ある程度意向を伝えたら、やっぱり最後は職人さんを信頼してお任せするのみです。皆さんとても気さくな方たちばかりでありがたいです。

毎日現場が楽しみでしょうがないです。明日は浴室の石貼り工事。これもまた楽しみです。

城辺の家|上棟

2018.09.11

城辺の家が無事上棟しました。室内も切妻型の勾配天井とし、中間に受梁や束を設けたくなかったので、10M弱の高強度の棟木をかけました。このスケールの住宅にしては圧巻のサイズの棟木に胸が躍ります。

連日雨続きだったのが、嘘のように爽やかな建方日和でとても気持ちの良い一日。初めての愛南町の物件ということで、初めてのお付き合いとなる工務店さんですが、大工の皆さんをはじめ、見ていて心地よいチームワークにこちらも安心。これから始まる内部造作も楽しみです。

職人の皆さま、ありがとうございました。
建主さま、本日はおめでとうございました。

天窓の光

2018.09.06

西石井の家も間もなく木工事が終わり、仕上工事に進みます。狙い通りの光が取り入れられていることを確認し、安心。

天窓も美しい光が落ちてくるよう納まりを密に検討しています。個人的には人が常時いるようなところではなく、部屋の隅とか廊下・階段のようなところに配置するのが良いと思っています。光の美しさだけでなく、リモコンで開閉し夏場の熱気を逃すのにも効果的です。

写真は階段室につけた天窓。これから漆喰で壁を仕上げます。漆喰の質感が天窓の光によって、より魅力的になっていくことを期待しています。

塩屋の家|上棟

2018.08.27

塩屋の家が無事上棟しました。農家住宅でほぼ平屋の低い建物ですが、屋根が大らかで清々しいです。屋根の美しさはとても大切なことです。垂木のかかった瞬間が私は一番好きですね。暑い中、作業してくださった職人の皆さま、本当にありがとうございました。

西石井の家・建方

2018.07.02

本日、西石井の家が無事上棟しました。現場に入ってくださった皆さま、暑い中ありがとうございました。

建主さんも現場を見て、よりイメージが湧いたようで、楽しみにしておられるご様子。いよいよ木工事、私もワクワクしています。