Taichi Nishishita
Architect & Associates
Blog

ホームパーティー|西石井の家

2019.01.30

昨夜、西石井の家の建主さんにホームパーティーに呼んでいただきました。総勢8名でしたが、程よくリビングに納まり心地よい時間でした。初めましての方も数名いらっしゃり、緊張してしまいましたが、皆さん最年少の私に優しく声をかけて下さり、楽しく過ごせました。

WORKS更新|塩屋の家

2019.01.23

「塩屋の家」の竣工写真をアップしました。大らかな土間が広がる、ほぼ平屋の農家住宅です。是非ご高覧ください。

静かな世界

2019.01.18

模型を作っては壊し、スケッチを描いては破り捨て、図面を引いては全て消し、空想に耽っては現実に戻される。幾度も幾度もそれを繰り返し、いつの間にか「成った」図面が出来上がる。これまでの苦労がまるで無駄だったかのように、軽やかに。

家族の風景

2019.01.14

香川に引き続き、昨日も新しく設計のご依頼を頂いているお客さんの土地を見に行かせて頂きました。「稲荷の家」「塩屋の家」を見学に来ていただく中で気持ちを固めて下さったようです。嬉しい限り。ご夫婦・お母さま共、とても品の良いお方で見習いたいです。

これまでたまたま郊外の開けた土地が多かったですが、今回は周囲を建物に囲まれた街中での計画です。どんな敷地であっても、必ず内なる心が開かれていくような空間を作りたいと思っています。内向的でありながら、窮屈でなく、静けさをたたえたような、、、光を内側に包み込むような。漠然とそんなイメージが浮かんでいます。

今日、お客さんとあれこれとお話ししながらふと思ったのは、現在設計中のお客さんも含め、これまでのどの方も、「なんだか、いい夫婦だな」ということ。夫婦間のコミュニケーションが円滑で、いい距離感というか、空気感というか。。。

西下家も良い家族にしていきたいなと改めて思った一日でした。

香川進出

2019.01.13

香川県で設計依頼を頂いている現場へ昨日ようやく行ってきました。ながらくお待たせしてしまっていたにも関わらず、とても快く迎えて頂き感謝。土地と施工をして下さる工務店さんの初訪問でした。一度現地に立ってしまうともう思考が止まりません。どんな家になるか、楽しみですね。

スタッフ募集

2019.01.07

*一旦応募を締め切りますが、長期的にでも検討されている方は是非ご一報ください。再度応募かける際、優先して声がけさせていただきます。

西下太一建築設計室はスタッフを募集しています。

クラウド上に仕事内容をアップして、各々が任意のタイミングで仕事できるような仕組みにしています。もちろん、ある程度仕事を覚えていただくまでは研修に来ていただきますが、個々の状況に合わせた「圧倒的な働きやすさ」を構築することが目標です。

現在は、お子さんが生まれたばかりでちょっとした隙間時間に仕事をしたいという女性や60歳を迎え本格的な仕事は離れつつも建築に対して経験と熱意があり、社会との接点を求めている女性がお手伝いをしてくれています。

これからの時代の新しい働き方、設計事務所の在り方を常に考え続けていきます。

履歴書は適宜インターネットよりダウンロードいただき、PC入力の上、応募時にメールにて添付ください。合わせて直近2週間で面談可能な候補日時を列記頂ければと思います。ご応募、お問合せお待ちしております。力を合わせて、やりがいに満ちた仕事をしていきましょう。



<勤務時間>
・フレックスタイム(月間30時間以上)
*在宅勤務可(お仕事をある程度覚えるまでは事務所でお願いします)

<仕事内容>
・図面の入力、模型製作、他

<応募条件>
・私のこれまでの仕事や建築の考え方に共感がある
・JW-CADが扱える
・月間30時間以上働ける
・長期的に継続して働く意思がある
・ノートパソコンを持っている
・自宅にWi-Fi環境がある
*入社一か月目は仕事を集中して覚えるため、50時間以上をお願いします

2019|本年もよろしくお願い致します

2019.01.04

明けましておめでとうございます。皆さま穏やかな年末年始を過ごせましたでしょうか?私は家族を連れてレオマワールドに行ってきました。初めての遊園地に娘たちも大喜び。そのはしゃぎっぷりに心癒されました。

「圧倒的な情熱」

今年の私のテーマです。精神論的な表現になってしまいますが、自分の若さと情熱に自信を持ち、謙虚に精一杯駆け抜けたいと思います。

今現在、本当に多くの皆さまから設計のご依頼やご相談を頂いており、数か月お待たせしてしまっている方々もおられます。お声がけ頂けるだけでも本当にありがたいこと。必ず、必ず期待に応えたい。

東京から愛媛に戻り、3年が経ちました。事務所の体制もキチンと整え、関わる皆さまから多くの刺激と学びを得つつ、邁進します。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2018|御礼と振り返り

2018.12.28

あっという間の一年でした。今年も本当に多くのご縁を頂き、満足のいく家づくりができました。支えて下さったすべての方々に御礼申し上げます。

どのプロジェクトにも想い入れがありますが、やはりこの一年はHPを完成させたことが大きな節目になったように思います。特にコンセプト文は何年もかけて練り上げてきた、自分の建築に対する想いを詰め込んだものです。完成したどのプロジェクトも全てこの考えに沿って、作り上げることができましたし、これからの自分の大きな指針になっていきます。強い想いと情熱を込め、熟考に熟考を重ね、できあがっている文章です。

自分の考えをきちんと文章化して、宣言することは私にとってとても大切なこと。しかし、今あえて言うならば、自分の言葉で自分を縛り付けることなく、自由な発想でもっと新しい挑戦を続けていこうとも思っています。一見矛盾しているようですが、これもまた素直な想いです。

年末年始は12/29~1/3でお休みをいただきます。思いっきり駆け抜けてきましたが、一旦クールダウンして、しっかり未来を見据えようと思います。皆さまも素敵な年末年始をお過ごしください。

見学会御礼|晴れを祈っていたけれど・・・

2018.12.23

塩屋の家・完成見学会も無事終了しました。今回も本当に多くの皆さまにご来場いただき、ありがとうございました。初めてお会いする方はもちろんのこと、見学会のリピーターさん、これまでの建主さん、設計中の建主さんもたくさんお越し頂きました。

見学会中は晴れたり、雨が降ったり、変わりやすいお天気でした。見学会中ずっと家にいて改めて気付いたのは雨の日の素晴らしさ。樋無しの軒先から雫が落ちるのを眺めたり、砂利に落ちた雫の弾ける音にじっと耳を澄ませる時間は、とても静かで心が安らぎます。見学会が始まるまでは晴れを祈っていたけれど、雨が降って本当に良かった。晴れ間には土間に射す暖かな木漏れ日が静かに揺れ、これもまた素敵な時間。一日中、心が癒されっぱなしでした。

草木の芽吹く春。静かな緑陰の夏。秋枯れ色の秋。葉が落ち低い高度の日差しの入る冬。
それぞれ楽しみです。

見学に来ていただいた西石井の家の建主さんからは「引っ越して数か月ですが、毎日新鮮な発見があり、住むのが楽しいです。ありがとうございます。」と嬉しいラインを頂きました。この家の建主さんもきっとこれから色んな発見に満ちた毎日を送ってくださることでしょう。

最後に。このような見学会をさせて頂いた建主さんに心より感謝いたします。塩屋の家の建主さんもこれまでの見学会を経て、設計のご依頼を決めて下さった方です。これからも縁を紡いでいけるよう、心豊かで奥行きのある家づくりを続けていきます。引っ越しが落ち着いたころに家族を連れて遊びにいきますね。

WORKS更新|城辺の家

2018.12.21

「城辺の家」の竣工写真をアップしました。愛媛県最南端・愛南町での事務所併用住宅です。是非ご高覧ください。

住宅見学会|塩屋の家

2018.12.11

期間|12/22(土)・23(日・祝)
時間|10:00~15:00(予約不要)
場所|下記リンクを参照ください

大らかな土間が広がるほぼ平屋の農家住宅。内と外の一体感が生む心地よさを感じてください。時と共に深みを増す、木と左官の家の豊かな奥行のある住宅です。

予約不要ですのでふらりとお立ち寄りいただき、ゆっくりと佇んでいってください。ご来場お待ちしております。

大切な心意気

2018.12.01

渡辺武信さんの文章の引用です。

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ぼくは、たとえインスタント・ラーメンであっても、龍の模様なんかがついた中華丼で食べたいし、一本五百円の安ワインでも、コップではなくて、ワイングラスで飲みたいと思う。そういう風にして、食べたり、飲んだりした方がおいしい、というのは一つの大切な真実ではないだろうか。合理的な考え方からすれば、容器によって味が変わるはずもないのだから、おいしい、と思うぼくは幻影を食べたり飲んだりしているのかも知れない。しかし、そうした幻影を一つ一つ否定していったら、ぼくたちの生活に何が残るだろう。

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建築においても、何も豪華である必要なんて無くて、「本物って何だろう?」とか「楽しさ・豊かさに向き合おう」という心意気が大切なのだと思う。