タイ建築EXPOへの出展
2026.05.13
先日、タイのバンコクで開催された
architect 26 EXPOに出展してきました。
タイ国内、近隣のアジア諸国から建築関係の企業が
参加する、東南アジア最大級の建築展示です。
なぜタイで建築の展示を行ったのかというと。
この度、私たちは「PARMORI TAICHI DESIGN」という
設計施工チームを結成しました。
タイの設計事務所であるPARMORIは、
日本のヒノキや杉を使用して建築を作っています。
今回はそこに西下が加わり、
日本人建築家が設計した建築をタイに作ろう、
タイにはない日本の空間の居心地の良さ、
木材の心地よさを知ってもらおうということで
結成されたチームです。
PARMORIは普段から焼杉やヒノキを用いて
美しい建築をデザイン・施工しておられます。
写真は初期の実験住宅です。
日本とタイ両方の建築手法が合わさった建築は
唯一無二の美しさがあります。
是非一度チェックしてみてください。
日本人建築家のデザイン、日本の木材が
どのように受け入れられ、興味を持たれるのか、
当日を迎えるまで想像がついていませんでしたが、
想像を超える人数の方々に興味を持ってもらえました。
このEXPOに来られるのは建築関係者、一般の方、
学生などさまざま。
私たちは展示ブースに来た人たちに、
日本での設計活動について説明。
日本のデザインや建築が外の国からどのような印象を
持たれているかを知ると、
新しいポテンシャルに気づくことができます。
普段の設計活動の場から全く異なる環境に行くのは、
たくさんの刺激をもらえますね。
今回の滞在で、PARMORIの事務所の皆さんには
大変お世話になりました。
良い関係性をつくりながら、皆で楽しみながら
プロジェクトを進めていきたいです。
またすぐタイに行けますように!
EXPO以外にも、タイの建築をいくつか見学してきました。
・ジムトンプソンの家
タイシルクのブランドで有名なジムトンプソンが
住んでいた家が保存されています。
基本的にはタイはコンクリート造が主流なのですが、
伝統建築は木造なのだそうです。
高温多湿大雨に応える、
硬いチーク材を使用しています。
・ジムトンプソン アートセンター
タイでは、日本での屋内廊下が、
外部空間としてつくられていることが多い。
このアートセンターもしかり、
建物全体に空調を回すのではなく、
要所要所で人が滞在するところには空調を使用し、
廊下やエントランスは自然通風を上手く取り入れ、
建物に風が抜けるようにしている。
確かに、建物全体を空調するより効率がいいし、
湿気が多いと風を感じたくなるものだなと思いました。
外部空間の取り込み方が大らかで、よりダイレクトで、
それが気候風土に合っているなと感じました。
・humble house
普段私たちも外壁材で使用している
焼杉材を使用したホテル。
焼杉を外壁材と捉えずに室内使用するアイデアは
おもしろく、木の質感の柔らかさがありながら、
窓からの陽を受け止めて鈍く光る焼杉が
かっこよく美しい。
錆鉄やスチールとも親和性のある材料だなと
気づかされました。
タイのごはん