1. お問い合わせ
まずは公式LINEやメールにて気軽にお問い合わせください。
簡単な自己紹介とご相談内容を記載いただけたら、個別の内容に応じてお返事させていただきます。具体的な状況が固まっていない段階でも、まずは気軽にご連絡ください。状況を整理していくことも僕たちの大切な役割です。
2. 星岡の家見学・面談
家づくりのはじまりは「感じる」ことから。
まず、どなたさまにもアトリエ兼自邸(星岡の家)を見学頂いています。私たちの建築への想いが体現され、等身大の暮らしが営まれているこの場所で、五感で感じながら、想いを膨らませて頂けたらと思います。
当日はざっくばらんにご計画内容や理想の建築の在り方についてお聞かせください。事前にヒアリングシートをお送りしますので、詳細なご相談を希望の方は書ける範囲だけでもご記入いただくことをお勧めします。建築の大まかな予算組やスケジュール、打合せの流れに関してもお話しさせていただきます。
過去の設計事例はもちろんですが、僕たちの建築に対する考え方や人となりを見ていただき、それらを元に今後進めていけそうかご検討いただきます。ご依頼があれば何度でも時間をつくってお会いしますし、誠意を尽くしてご説明を重ねます。
*ここまでの費用は発生しません。
3. 設計監理契約
ご依頼を頂ける場合は、まずはその旨ご一報ください。こちらで各種書類をご用意して、再度お会いする日時をセッティングいたします。当日は設計監理契約や建築士法に基づいた法定書類の交付もさせて頂きます。
尚、ご依頼が混雑している場合、契約後に設計着手までにお待ちいただく期間が発生します。ご依頼順に当社のスケジュールを作成させていただいておりますので、ご了承ください。
*設計監理契約時:設計監理料の10%
4. 基本設計(1~2カ月)
ヒアリングや土地の調査を元に計画案を作成し、図面・模型・スケッチ等によりご提案をさせていただきます。
ヒアリングでお伺いしたご要望を鵜呑みにすることなく、建築のプロとして私たちなりに再解釈し、ご要望の本質を見つけ出していくことを心がけています。
*初回ご提案時:設計監理料の20%
5. 実施設計(3カ月~)
基本設計をもとに工事に必要になるすべての仕上・仕様を決めていきます。図面もより詳細に描いていくことで、工事見積の精度を高めます。
初回見積図の完成までは一旦すべて当社で設計を進めさせて頂いております。途中、気になる点やご要望は都度ご連絡いただきつつ、どうぞ楽しみにご提案をお待ちください。
*初回見積図完成時:設計監理料の30%
6. 工事見積・確認申請等準備(1カ月~)
選定した工務店に見積りを依頼します。工務店から提出されたお見積りに対して、当社で精査(見積漏れの確認や改善点の検討など)をしたうえで、お客さまに提出させていただきます。
また、見積期間に並行して建築確認申請などの行政手続きの事前審査などの着工前準備を行います。お客さまには、見積期間中に提出図面に対する追加のご要望などご検討いただきたく思います。
7. 見積調整・工事請負契約(1カ月~)
工事見積をご覧になっていただいた上で、当社オリジナルの見積調整シートを元に金額を把握しながら要望の精査をし、設計の最終調整をしていきます。
合意に至りましたら、工事施工者と工事請負契約を取り交して頂きます。
*着工図面完成時:設計監理料の30%
8. 工事着工・工事監理(5カ月~)
工事が設計図通りに行われているか第三者の視点で監理し、法令で定められた審査機関による各種検査への対応をします。また、各職人・現場監督との技術的な打ち合わせなど、現場を進めながらもより良い建築になるようアイデアを出し続けます。
9. お引渡し
検査機関・工事施工者・設計者により工事完了の検査を行ったうえで、お引渡しとなります。当日は工事施工者から各種取扱説明や保証書、鍵のお渡し等が行われます。
*引渡し時:設計監理料の10%
設計監理料について
総工事費の10~15%(税別)を目安とし、工事費の大小や諸条件によって都度お見積もりいたします。
設計監理料単体ではなく、プロジェクト全体の予算組と合わせてご提示いたします。
よくあるご質問
- Q面談の申込方法・準備物を教えてください。
-
A
公式LINEより面談を申込めます。具体的な状況が固まっていない段階でも、まずは気軽にご連絡ください。状況を整理していくことも僕たちの大切な役割です。
面談申込を頂くと資料と合わせてヒアリングシートをお送りします。書ける範囲だけでもご記入いただき、面談にお持ちください。所有地又は購入候補地のある方はその資料を事前にお送りいただけると、面談までに簡単な下調べをしておきます。とりあえず雰囲気を掴みたいという方は手ぶらでも構いません。
- Q要望をうまく伝えられるか不安です。
-
A
ポイントは3つ。「会う前に書いておく・優先順位をつける・手段ではなく目的を伝える」です。詳しくは直接会って僕がガイドしながらお話を聞きますから、どうぞ気を楽にしてください。こちらもヒアリングでお伺いしたご要望を鵜呑みにすることなく、建築のプロとして再解釈しながら確認します。クライアントの言葉にならないご要望の本質を見つけ出していくことを心がけています。
1.会う前に書いておく
当社のヒアリングシートに沿って書くことで、一定の必要な情報はピックアップできます。細かなニュアンスまで文面にするのは難しいと思いますが、事前に考えたことを簡単なメモに纏めておくだけで、当日の話し合いは格段に有意義になります。
2.優先順位をつける
細かな順位付けまでは難しいかもしれませんが、大まかにでも書いた要望の強弱を伝えるよう心掛けてみてください。一例ですが、予算は多くの人にとって重要なポイントになることが多いです。予算を線引きに「(予算問わず)必ず叶えたいこと」「予算が許すなら叶えたいこと」という分け方もおススメです。
3.手段ではなく目的を伝える
具体的すぎる手段だけを伝えて設計の自由度を下げるよりも、目的を添えて伝えて頂くことで、新たな解決策をご提示できることがあります。「建築家の力をどのように引き出すか」という視点を持つことを意識して頂ければと思います。
- Q逆にこれと言った要望がないのですが…。
- A 実は多く頂く相談ですが、ご安心ください。大ぶりな持ち込み家具やご自身の大まかなライフスタイルだけ伝え、「あとは西下さんに全てお任せしたい。」という方も多数おります。要望がないと言いつつ、誰でも良かった訳ではなく、僕たちを選んでいただいたということは、考え方やこれまでの設計事例に共感を頂いている証拠です。何を期待されているかが寧ろハッキリと分かりますので、伸び伸びと設計させて頂きます。ご提案を楽しみにお待ちください。
- Q予算内で何ができそうか、資金計画の相談したいです。
-
A
予算・規模・スケジュールなど、いくつかの条件を頂ければ、その場で瞬時にいろんな切り口でご説明できる資金計画シートをご用意しています。どの時期で、誰に対して、どんな費用が掛かるかなど、ローンのスケジュールとの兼ね合いもご説明できます。
シンプルな原理原則は「コスト=量(面積)×質(仕様)」ということ。ここを踏まえて丁寧にご説明しますので、ぜひお話を聞いてみてください。
一般的な住宅メーカーさんなどでは本体価格のみで最初に話を進め、建築費を安く見せようとされるケースもあると聞きます。僕たちは必ず、外構・植栽・付帯設備(ACや照明等)・ブラインド類・設計監理料・消費税など、全て含んだ「総額」でお話しします。
「契約するまでは一旦安く見せておこう」などと考えても何も意味がありません。「かかるものはかかる」とちゃんと伝えるほうがよっぽど誠実と考えています。
- Q土地探しから相談できますか?
-
A
はい、お手伝いいたします。ご検討の土地を拝見して、家の計画にあたって予測されるメリット・デメリット、プロジェクト全体のコストとのバランス感など、ご希望にかなう土地かどうかをご一緒に考え、アドバイスさせていただきます。
また、土地を一緒に見に行くこともしばしばあります。一緒にその土地に立ち、その場の空気を吸いながら交わすコミュニケーションほど情報量と納得感が大きいものはありません。
- Q契約前に無料でプランを描いていただけますか?
-
A
通常規模の住宅に関して、契約前の無料プランの作成はお請けしておりません。理由は2つあります。
1つは、初回プランそのものではなく、僕たちの考え方や人柄とのマッチングこそが何よりも大切で、それを元に設計者を決めて頂きたいからです。設計は対話を重ねて醸成されていくものですから、初回プランはあくまで通過点に過ぎません。長い関係になるからこそ、「考え方への共感」が何よりも大切です。面談を通して、そこを感じて頂きたいと思っています。
もう1つは、僕たちが少人数の事務所として、すべてのお客さまに全力でお応えしたいからです。目の届く範囲で一つ一つ丁寧に設計することを大切にしているため、ご契約いただいたお客さまに集中してお仕事をさせていただいております。
なお、一定規模以上の非住宅建築などについては、関係者が多く意思決定が複雑になることもありますので、有償にてトライアルとしてのプラン作成に応じております。
プランニング前の面談自体は、納得いくまで何度でも無償でさせて頂きます。お互いが共感し合える関係性をつくったうえで、ぜひ設計のパートナーとしてご指名頂きたく思います。
- Qホテル・オフィス・店舗等(非住宅)も依頼できますか?
-
A
はい、是非ご相談ください。ただ、非住宅だからと言って、設計の根本の考え方が変わるわけではありません。どんな建築でも僕たちが大切にすることは一緒です。
僕たちに非住宅をご依頼くださる方々も、お会いするとこれまでの僕が手掛けた住宅の雰囲気を踏襲した空気感をつくりたいのだなぁと感じます。僕に期待されていることはそういうことだと思い、嬉しく思っています。
HP内のこれまでの非住宅の実作からも、どこか住宅のような居心地の良さを感じて頂けるなら嬉しいです。住宅設計を主とする僕たちだからこそ生み出せる空間があります。どうぞご期待ください。
- Q遠方の物件でも対応可能ですか?
- A はい、積極的に取り組ませて頂きます。遠方の場合は旅費交通費をご負担頂いております。打合せは原則対面を希望しますが、ご希望によっては時にリモートを織り交ぜながら柔軟に行うことも可能です。ただ、現場監理は品質確保のため、一定の頻度で通わせて頂きたく思います。
- Q耐震性や断熱性能はどのくらいですか?
-
A
構造家と協業し、構造計算(許容応力度計算)による、耐震等級3(最高グレード)を標準としています。断熱等の仕様はUA値0.4~0.6W/㎡K(ZEH~G2/北海道基準)程度になることが多いです。ご要望と予算に応じて、更なるグレードアップも可能です。
- Q完成後の保障やアフターフォローを教えてください。
-
A
住宅の場合、工務店による瑕疵保険(構造体及び防水)10年、地盤保障(任意ですが原則添付)、シロアリ保障(5年)、メーカー品の保障(期間はメーカーによる)、それ以外の部分には原則1~2年間の保証(一般的な約款による)などがございます。
僕たち自身が工務店や作り手を大切にし、きちんと関係性をつくっていることが大事です。そのうえで工務店とクライアントの関係づくりの橋渡しになることも僕たちの重要な役割と捉えています。
設計についても、例えば子供室の模様替えなど、完成後のリフォームの設計もお請けしております。完成後もクライアントの家に遊びに寄ったり、完成見学会に遊びに来て頂いたり、ずっと関係が続くことが多いです。家づくりという人生の大きなイベントを共にした仲間として、末永くお付き合いできると嬉しいです。