Taichi Nishishita
Architect & Associates
Blog

竣工写真撮影の準備

2024.05.16

だんだんと気候も暖かくなり、
庭の草木も芽吹いてきました。

毎年春ごろに、竣工写真の撮影をおこなっています。
引き渡してから少し時間がたち、
暮らす人の生活が馴染んできたころに
撮影をお願いしています。

竣工写真はその建築の魅力を
体験を通してではなくビジュアルで伝える、
大変重要な役割を担います。

お花見|高尾田の家

2024.05.07

今年も「高尾田の家」にお邪魔し、
ご夫婦とスタッフみんなでお花見をしてきました。
一昨年竣工してから今年で3回目。
毎年の恒例イベントになりつつあります。

インナーバルコニーで飲み物と食事を広げてのお花見。
バルコニーは私たち4人+ご夫婦と、大人が何人か集っても
程よく距離を保てるくらいの丁度良い大きさです。

久しぶりにお会いしたご夫婦と近況報告をしつつ、
数年前の設計・工事のこと、土地探ししていた頃のことを
懐かしく思い出しながらお話ししました。

ランチ会|北斎院の家

2024.03.21

随分前のことになりますが、
「北斎院の家」にお邪魔してきました。

お料理がお好きな奥さんに手作りのグラタンを
振舞っていただきました。
奥さんはたまにこうやってお友達をお家に呼んで、
お料理をつくったりお花を飾ったり、
人をおもてなしするそうです。

考えてみれば、最近は人と会うとなると、
カフェでお茶したり、レストランに食事に行ったり、
外に出ることが多いかもしれない。
けれどたしかに、家で過ごす方が
静かでゆっくりした時間の流れを感じられるなと。

品質ってなんだろう?

2024.02.23

僕の家づくりにおいて、
自然素材である木材や樹木、
人の手仕事である左官や鍛鉄など、
無くてはならないものです。

それらに対しての「品質」について、
僕なりの考え取り留めもなく綴ります。

2024年ご挨拶

2024.01.04

明鏡止水。

澄んだ心で素直にいきます。

そして、

出会う全ての人を笑顔にします。

今年もどうぞよろしくお願いします。

2023年振り返り

2023.12.28

時に立ち止まり、振り返るのは、

これからも前に進むため。
進んでいくべき道を確かめるため。
仲間の姿を確かめるため。

出会ってこれた皆さま、
これからも仲良くしてください。

そばにいてくれるみんな、
いつもありがとう。

では、今年も同じフレーズで。

みなさんの新年が、
魔法と夢と、善良なる狂気に満たされますように。

*12/28~1/3はお休みをいただきます。

本の読みかた

2023.12.22

毎年繰り返している行事として、
年末に丸3日ほどかけて本棚の本を全部読んでます。

本は年に何十冊か買いますが、
この本棚に納まるだけしか本を持たないと決めていて、
これを機に本も断捨離されたり、
一部分だけ切り抜かれたり。。。

そうやって選抜を繰り返しながら、
この本棚に残っているものは、
多いものでは何十回も読み返されたりしていて、
自分自身の想い入れと共に
血肉となっている(はず?)ものばかりです。

そうじ

2023.12.10

今治で素敵なおにいさんと出会って、
モノやコトの掃除が大切だと思った。

春賀の家|引き渡し&見学会

2023.12.01

先日、愛媛県大洲市の新築住宅「春賀の家」が無事竣工を迎え、引き渡しと見学会を行いました。

家づくりを検討されている方、今現在一緒に設計を進めているお客さま、今年の春にお住まいが竣工したOBの方など、計7組ほどをご案内しました。
春賀の家を見てもらいながら、土地探しについて、設計意図について、仕上について、家具について…家づくりのフェーズがそれぞれ異なるお客さまと、暮らしに関する色々なお話ができ、密度の高い濃い時間を過ごすことができました。

庭と建築|造園工事の様子

2023.11.30

少し前のことですが、9月にお引き渡しした物件の造園工事を行いました。

このお家では、南向きのデッキの際に樹木を植えることにしました。建築に寄り添うように植えることで、硬い建築の輪郭が和らぎ、風景となって溶け込んで見えます。

樹を見て、樹を考えるのではなく、樹を植えることでできる「関係性」に想いを巡らせて毎回設計しています。

プレゼンテーション

2023.09.25

先月の打合せにて。一緒に土地から探し回ったお客さんに、設計のご提案を聞いていただきました。プレゼンはハッキリと伝えたいことが伝わるように、美しく簡潔に。敷地で僕が感じ取ったことや考えたこと、そして計画の要点と建物の骨格を、ビジュアルで伝えます。

要望を叶えるよりも大切なこと

2023.09.15

刹那に沸きおこる欲望を野放しにしない。

自分の欲望を思い通りに叶えるよりも、もっと大きくて本質的な魅力に向き合い、それらに身を委ねる方がきっと素敵な建築になると信じているから。。。